小川地区衛生組合

組合構成町村小川町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、東秩父村

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減らそう!ごみの減量化~わたしたちの未来のために~

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これは何の数字だと思いますか?
これは1年間(令和4年度実績)に小川地区衛生組合構成町村から発生している可燃ごみの量です。当組合の構成町村1世帯あたりに換算すると、平均約462㎏/年の可燃ごみが出されていることになります。「ごみを減らしましょう」とよく聞く言葉ですが、その理由を考えてみましょう。

「ごみを減らす理由」ってなに?

1.地球環境の保護

製品を大量に消費し、生産させると天然資源(木材や石炭等)を多く損失し、将来的に資源不足に陥ります。リサイクルして再生資源が増えれば、新たに使う天然資源が少なくて済みます。

 

2.コストの軽減

ごみ処理には、多くの費用(処理費、運搬費など)がかかっています。【ごみの量が多くなると、その分費用負担が多くなる】ということです。そのため、ごみを減らしたり、軽くしたりすることはとても重要になります。

 

3.限りある最終処分場

リサイクルできないごみは安全な状態にして最終的に法的に定められた区分に従い埋立処分されます。しかし、その最終処分場(埋立地)にも限界があり、新たに最終処分場を開発するには、莫大な費用と自然が失われることになります。できるだけ埋立てるごみを少なくするためにもごみの減量化は必要となります。

では、「ごみを減らす」にはどうすればいい?

4Rを実践しよう

 
Refuse  ☑R
educe  ☑Reuse  ☑Recycle

Refuse(リフューズ)~ごみを作らない・いらないものは断る~
・マイバックやマイボトル、マイ箸等を持ち歩く
・ラッピングは簡易包装にしてもらう
・不要なものはむやみにもらわない
・購入時、本当に必要なものか考える

Reduce(リデュース)~ごみになるものを減らす~
【お店で意識できること】
・必要なもの、消費できる量だけ購入する
・詰め替え可能な商品は、積極的に詰め替え用を購入する
 (詰め替え用をそのまま使用できるグッズもあります)

家庭で意識できること
・生ごみ処理容器(コンポスト)を利用し堆肥にする
生ごみは水分を絞って軽くする(※生ごみの約80%は水分)
食品ロスを減らすよう工夫して調理する
・ものは大切に、最後まで利用する
・壊れたら修理してみる
・一時的に必要なものはレンタル用品も検討する
・リメイクする

Reuse(リユース)~繰り返し再利用する~
・フリーマーケットやオークションアプリ等を活用する
・身近な人へ譲渡や交換する

Recycle(リサイクル)~資源として再生利用する~
〝分ければ資源 混ぜればごみ
・せっかく資源として再生できるものであっても、分別しないと〝ごみ〟となってしまいます。
下記のものは資源として再利用できる代表的なものです。

・古紙(段ボール、雑誌、紙パック、新聞紙、コピー用紙等)
・ペットボトル、ビン、缶、発砲スチロール
・容器包装プラスチック(プラマークがあるもの、汚れていないもの)

量生産された製品は、大量に廃棄され、焼却、埋立てと早いサイクルで行われます。一人一人が『ものを大切に使う・ごみを減らす』という意識を持ち、実践するだけで大きな抑制になります。

SDGsを知っていますか?

SDGsとは『持続可能な開発目標』(Sustainable Development Goals
誰一人取り残さない持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標のこと。2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」にて採択されました。貧困や気候変動などに対する17のゴール(目標)と、それらを達成するための169のターゲットを国際社会共通の目標として設定されています。

目標12「つくる責任 つかう責任」

目標12 「持続可能な消費と生産」ターゲット(一部概要)
12-2  2030年までに天然資源を持続的に効率よく使えるようにする
12-3  2030年までにお店や消費者から捨てられる一人当たりの食料を半減させる(食品ロス軽減)
12-5  2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用(4R)により、廃棄物の発生を
     大幅に削減する

上記の項目は、SDGs目標17あるうちの目標12の一部を簡潔にしたものです。4Rを意識すると、SDGsの取り組みにも繋がってくることが分かります。


 自然環境や資源を大切に守りながら利用していくためには、まずは身近な生活の中から心がけと実践をしていくことで大きく変わります。一人ができることは小さいことかもしれませんが、社会全体で取り組めば大きな改善となります。
 どうすればごみを発生させないか、どうすれば減らすことができるか、どうすれば再利用やリサイクルができるかを改めて考え、できることからはじめてみましょう。

小川地区衛生組合では次の取り組みを推進をしています!

〇雑がみをきちんと分別して貴重な資源へ 〇「食品ロス」を減らそう!
〇生ごみ減量~水切りで減量~  〇草木は出す前に乾燥を!     
〇発酵不適物・禁忌品について~注意~

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